信号がない交差点で起こりうる事故

住宅街が交通量が少ない交差点では、信号機がない場合が少なくありません。そのような交差点では安全不確認のために出会い頭の事故が起こりやすいものです。しっかりと左右の安全を確認し、慌てず運転することが大切です。

しかし、安全確認をしているつもりでもクルマのスピードは想像以上に速く、たとえば右を見て、左を見て、クルマが来ていないことを確認したはずなのに、交差点に入ろうとした次の瞬間には最初に確認したはずの右のほうからすでにクルマが来ているということはよくあることです。特にカーブがあって遠くまで見渡せないような交差点では細心の注意が必要です。

安全確認をしっかり行った上で、次に大切なのは優先順位をきちんと守ることです。優先順位は一時停止の標識があったり、道路に「止まれ」のサインが書かれてある場合、停止線で止まらなければなりません。つまり優先順位は左右から来るクルマのほうにあります。また、道路の幅が異なる場合は道路の幅が広い道路が優先となります。標識がなく、道路の幅も同じくらいであるときは、左から来るクルマが優先になります。つまり左折する場合自分が優先、右折する場合は相手が優先ということです。

しかし、一時停止の標識があるのに一時不停止で道路に侵入しぶつかってしまった場合は、過失責任が問われることになります。以前は相手も前方不注意ということで8:2、あるいは7:3程度の過失責任が問われていましたが、最近は一時不停止の場合、10:0の割合で過失が問われることもあり得るようです。もしそうなると、相手のクルマは自分の保険で修理がでいますが、自分のクルマは自分が加入している車両保険から支払うことになります。

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